東京, 2025年1月16日 - (JCN Newswire) - グローバル・コンサルティング・ファームであるアリックスパートナーズは、日本市場でターンアラウンドおよびリストラクチャリング分野のプラクティスを拡大することを発表いたしました。同分野は今後ますます企業変革のニーズが高まることが予想され、その支援を充実させるために、パートナー＆マネージングディレクターに丹羽正が就任いたしました。丹羽は、25年以上にわたり日本企業の経営戦略策定から投資実行、経営統合を含む組織・業務構築から事業再生・再編までを一貫して支援してきた経験と実績を有し、特に経営戦略策定と事業再生・再編が専門です。
アリックスパートナーズは、世界で初めて企業再生事業のコンサルティングサービス化に成功し、米国ではコダック、ワールドコム、Kマート、ゼネラルモーターズ、欧州ではエアバス、ABB等、日本では日本航空といった企業の再建に取り組んだ実績を有します。
日本においては2005年よりコンサルティングサービスを提供しており、数多くの日本企業の困難な経営課題の支援をしてきました。この度、アリックスパートナーズの祖業であるターンアラウンドおよびリストラクチャリング分野を専門とするサービス・プラクティスを東京オフィスに新設し、日本企業の国内外の組織や事業のターンアラウンド等を通じて、EBITDA改善による企業価値向上に貢献して参ります。
アリックスパートナーズのパートナー＆マネージングディレクター 日本代表の植地卓郎は次のように述べています。
「昨今の企業買収における行動指針、コーポレートガバナンス・コード、エンゲージメントファンドの活性化等を背景に、日本企業には株主の期待に明示的に応えることが求められています。日本企業は大きな変革期にあり、事業ポートフォリオの再構築や構造改革、さらには非上場化の動き、また金利上昇等に起因する資本再構成が進められています。そうした変革の伴走者としての当社の役割も業容も広がっている中で、リーダーシップチームに丹羽を迎え、ターンアラウンド＆リストラクチャリング分野を日本で立ち上げることで、これまで以上に日本経済に貢献できる体制を強化して参ります。」
アリックスパートナーズへの参画について丹羽正は次のようにコメントしています。
「日本企業がグローバルでの競争力・経営力強化を更に求められる中、事業再生・再編や構造改革のプレミアムリーディングファームであるアリックスパートナーズに参画し、ターンアラウンドおよびリストラクチャリングサービスのリーダーを担うことを誇りに思います。特にアリックスパートナーズは、実務家集団として、クライアント企業にEBITDA改善という“目に見える成果”を出すことにその強みがあります。日本企業の国内外の組織や事業のターンアラウンドやリストラクチャリングを通じて、EBITDA改善による企業価値向上に寄与して参ります。」
【略歴】
丹羽 正（にわ まさし）
パートナー＆マネージングディレクター
25年以上の経営コンサルティングを通じ一貫して、『日本企業のグローバル経営力・競争力を高める』をテーマに、経営戦略策定、投資実行支援、統合支援も含めた組織・業務構築、事業再生・再編と一気通貫で支援してきた。特に『経営戦略策定』および『事業再生・再編』が専門。グローバル経営戦略策定（上流）からその戦略に基づく組織・ガバナンスストラクチャ策定、ビジネスポートフォリオ見直し、事業再生・再編および子会社整理等（中・下流）を製造業、重工業、自動車OEM、電機メーカー、商社等、様々な業界の企業に提供。5年間のロンドン駐在時には、グローバルマーケット並みの複雑性を持ち、同時に事業を取り巻く制度等の成熟度がアジアやアフリカといった新興市場よりも高い欧州で在欧州の日系企業がOperating ModelのSuccess Caseを作ることを支援すべく、これらのサービス提供を行った。
アリックスパートナーズ参画以前は、複数の外資系コンサルティング・アドバイザリーファームにて合計17年以上のパートナー経験を有し、各ファームでのサービスおよびインダストリー双方のチーム立ち上げ実績を有する。
アリックスパートナーズについて
1981年設立。ニューヨークに本社を構える結果重視型のグローバルコンサルティング会社。企業再生案件や緊急性が高く複雑な課題の解決支援を強みとしている。民間企業に加え、法律事務所、投資銀行、プライベートエクイティなど多岐にわたるクライアントを持つ。世界27都市に事務所を展開。日本オフィスの設立は2005年。日本語ウェブサイトは https://www.alixpartners.com/jp/