東京, 2025年1月15日 - (JCN Newswire) - 三菱重工業はこのほど、東京都交通局の新交通システム(AGT:Automated Guideway Transit(注1))である日暮里・舎人ライナー330形車両12編成(60両)の納入を完了しました。これは、2008年から運用する既存の他社製車両の更新車両として2020年4月に受注(注2)したものです。今回の納入によって、当社は最初の受注分から累計で15編成(75両)の330形車両を納入したこととなります。
日暮里・舎人ライナーは、東京都が2008年に開業した公共交通機関で、日暮里駅(東京都荒川区)から見沼代親水公園駅(東京都足立区)までの13駅(約10km)を結ぶ路線です。沿線の発展に伴って、通勤・通学などの目的で都心と往復する利用者が堅調に増加しており、混雑緩和が課題(注3)となっています。
今回納めた330形車両は、当社が2015年度と2019年度に納入した車両と同種であり、ロングシートの採用や、アルミ製の構体を採用し車体を軽量化させたことなどにより、乗車定員数の増加を実現しました。これにより、同線の混雑緩和に大きく寄与するとともに、沿線地域のさらなる活性化にも貢献が見込まれます。
三菱重工グループは、今後も国内外に向けて顧客ニーズに応える付加価値の高いサービスを提供していきます。また、CO2を排出しないクリーンな輸送手段であるAGTシステムの納入を通じ、各地の経済発展、交通利便性向上といった課題への対応と解決策の提供を目指すとともに、カーボンニュートラル社会の実現にも貢献していきます。
三菱重工グループについて
三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。詳しくは: 三菱重工グループのウェブサイト: www.mhi.com/jp
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