2025年02月20日 14時00分

Source: KKR

KKR、富士ソフトに対する第2回公開買付けを完了
約58%の株式を取得し、非公開化への手続きを進める

東京, 2025年2月20日 - (JCN Newswire) - KKRは、KKRが運用する投資ファンド傘下の特別目的会社であるFK株式会社(以下「公開買付者」)を通じて実施していた富士ソフト株式会社(証券コード:9749、以下「富士ソフト」)の普通株式及び新株予約権に対する二段階公開買付け(以下「本公開買付け」)のうち、第2回公開買付けにおいて、非公開化を目的とする株式併合に必要な所有割合として設定した下限である19.25%(第1回公開買付けで取得した33.97%と合計して53.22%)を超える応募を集め、2025年2月19日に本公開買付けを完了しましたのでお知らせ致します。第2回公開買付けの完了により、公開買付者は第1回公開買付けで取得した株式と合計して富士ソフトの普通株式(35,753,281株)及び新株予約権(株式換算後758,400株)を取得する予定です(合計所有割合:57.92%)。第2回公開買付けの決済は2025年2月27日に開始予定です。

公開買付者は、本公開買付けを通じて取得する株式に加え、今後株式併合によるスクイーズアウトによって残りの株式を取得し、富士ソフトの全株式を保有することを目指します。株式併合に係る臨時株主総会は4月下旬を予定しております。

富士ソフトは組込系/制御系ソフトウェア、業務系ソフトウェアおよびシステムを中心に展開する日本のシステムインテグレーションのリーディングカンパニーです。同社は1万人(連結)を超えるシステム・エンジニアを擁し、長年の経験に裏付けられた高い技術力を基盤に、幅広い業界の顧客に向けてITサービスを提供しています。2024年2月に公表された中期経営計画2028において、同社は「IT×OT分野のシステム/ソフト&サービスを提供するリーディングカンパニー」をビジョンとして掲げており、中計初年度の2024年12月期は、売上・営業利益とも過去最高の3,175億円、220億円(営業利益率:6.5%)を達成致しました。

2024年8月8日に弊社が富士ソフト取締役会の賛同表明・応募推奨を受け本件を公表ののち、弊社が実際に進める公開買付けと、ベインキャピタルの提案予告・「同意なき買収」を含む公開買付け予告が並走する異例の事態となり、当初の想定よりも4か月以上遅れて本公開買付けが成立する形となりましたが、その間、富士ソフト取締役会・経営陣の皆様には大変辛抱強くご対応いただき、一貫してKKRにご賛同いただきましたことに、厚く御礼申し上げます。半年以上にわたる混乱に終止符を打ち、経営陣の皆様とともに、富士ソフトの事業成長・企業価値向上に取り組めることを大変喜ばしく思います。

KKRパートナーであり、KKRジャパン代表取締役社長の平野博文は次のように述べています。「本公開買付けが無事に成立したことを大変喜ばしく思うとともに、富士ソフトが継続してKKRを信頼いただき、KKRの公開買付けに賛同いただけたことに深く感謝しています。私たちは、円滑な非公開化の実行により安定した株主構成を確保した上で、弊社のグローバルネットワークと専門知識を活用し、富士ソフトの事業成長・企業価値向上と次なる変革の実現を全面的にご支援して参ります。富士ソフトは、高度な技術力と優秀な人材を競争力の源泉とする、日本を代表するシステムインテグレーターとして、デジタル化、クラウドコンピューティング、AIなどが台頭するこれからの新時代において、非常に重要な役割を担っていくと確信しております。」

本公開買付けにかかる資金は主としてKKRアジア4号ファンドから拠出されます。

以上

***

本プレスリリースは、TDNet及び富士ソフトのウェブサイトで閲覧可能な「FK株式会社による富士ソフト株式会社(証券コード:9749)に対する公開買付けの結果に関するお知らせ」と併せてご覧いただくものとなります。

KKRについて

KKRはグローバル投資会社で、オルタナティブ・アセット、キャピタル・マーケッツ、そして保険ソリューションを提供しています。長期的かつ規律ある投資アプローチで、世界トップクラスの人材を投じてポートフォリオ企業やコミュニティの成長を支援し、魅力的な投資リターンを創出することを目指しています。KKRはプライベートエクイティ、クレジット、実物資産に投資する投資ファンドのスポンサーとなっており、また、ヘッジファンドを管理する戦略的パートナーを有しています。KKRの保険子会社はグローバル・アトランティック・ファイナンシャル・グループ(The Global Atlantic Financial Group)管理下で退職金、生命保険、再保険商品を提供しています。KKRの投資に関する記述にはKKR がスポンサーとなっているファンド及び保険子会社による活動が含まれる場合があります。KKR(NY証取:KKR)についてはwww.kkr.com Twitter@KKR_Co.をご参照ください。

Source: KKR
セクター: 金融, IT, ビジネス, ファンド, デジタル

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