2025年03月27日 10時45分

Source: Mitsubishi Heavy Industries, Ltd.

三菱重工、米国アトランタ国際空港のAPMシステム運行・保守(O&M)契約を更新
世界最多の乗降客数を誇る同国空港の旅客輸送に貢献

東京, 2025年3月27日 - (JCN Newswire) - 米国の空港向け全自動無人運転車両(APM:Automated People Mover(注1))システムの運行・保守(O&M:Operation and Maintenance)を手掛ける三菱重工グループのCrystal Mover Services, Inc.(CMSI、社長:福井 淳啓、本社:米国ヴァージニア州ダレス)は、ジョージア州にあるアトランタ国際空港(Hartsfield-Jackson Atlanta International Airport)で運行されているAPMシステムのO&M更新契約を、同空港を運営するアトランタ市航空局(City of Atlanta, Department of Aviation)との間で締結しました。契約期間は、2024年12月から2029年11月までの5年間です。

このAPMシステムは、当社グループが納入したもの。全長約2.2kmの全線高架軌道を採用した複線で、空港メインターミナルとレンタカー施設を結び、中間駅を含む3駅が設置されています。同システムは、世界最多の乗降客数(注2)を誇るアトランタ国際空港の旅客輸送を支えています。

2009年12月の営業運転開始後は、CMSIがAPMシステムのO&Mサービスを請け負い、24時間365日の体制で同空港の安全・快適な輸送サービスに寄与するO&Mを継続して提供してきました。CMSIは米国の主要5空港のAPMシステムの運行・管理をしており、今回のO&M契約の更新は、2024年12月のワシントン・ダレス国際空港におけるAPMシステムのO&M契約更新(注3)に続くものです。三菱重工グループがAPMの設計・製造・建設で培った確かな技術力、およびCMSIによる安定した運行実績や、システムの安全性・信頼性への高い評価に裏打ちされたものといえます。

O&Mに従事するCMSI社員

O&Mに従事するCMSI社員

三菱重工グループは、今後も一体となって国内外に向け、優れたデザインや経済性、そしてCO2を排出しないクリーンなAPMシステムの納入、O&Mサービスを通じ、世界各地の経済発展、交通利便性向上、快適な輸送サービスの実現といった地域課題への対応と解決策の提供を目指すとともに、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していきます。また、今後も信頼できるパートナーとして、卓越したソリューションを提供していきます。

Crystal Mover Services, Inc.(CMSI)について

CMSI社は、2009年1月の発足以来、三菱重工グループが米国のマイアミ、ワシントン・ダレス、アトランタ、オーランド、タンパの各国際空港に納入した全APMシステムのO&Mを手掛け、安全で安定した運行に貢献しています。

三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。詳しくは: 三菱重工グループのウェブサイト: www.mhi.com/jp

URL https://www.mhi.com/jp/news/250327.html 

Source: Mitsubishi Heavy Industries, Ltd.
セクター: エネルギー, エンジニアリング, 宇宙・防衛, 建設, EV, Smart Cities

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