2019年09月19日 11時00分

Source: Fujitsu Ltd

富士通、採寸業務を効率化する「IoTメジャー hakaruno」を販売開始

東京, 2019年09月19日 - (JCN Newswire) - 当社は、アパレル業向けにオーダーメイドなどの衣料採寸業務を効率化するIoTデバイス「FUJITSU Business Application SNAPEC-FORCE IoTメジャー hakaruno」(以下、IoTメジャー hakaruno)と、計測したサイズ情報を記録するアプリケーション「FUJITSU Business Application SNAPEC-FORCE IoTメジャー hakaruno for Win」(以下、hakarunoアプリ)を9月19日より販売開始します。

「IoTメジャー hakaruno」で計測したサイズ情報は、Bluetoothで「hakarunoアプリ」を通して、Excelやメモ帳などのWindows上のアプリケーションで作成した伝票へ転送することが可能です。これにより、アパレル業における採寸業務や検品業務をはじめ、運送業での荷物配送や製造業での部品検査の際のサイズ計測業務においても、業務効率化を実現します。

背景
昨今、アパレル業界では消費者ニーズの多様化により、従来の既製品販売やシェアリングサービスのほか、カスタムオーダーやオーダーメイドに注目する企業が増えてきています。一方で、アパレル店舗において、オーダーメイド衣料品の仕立てや既製品のお直しの際に、15~20%にあたる件数で伝票の書き間違いや読み間違いによるミスが発生しており、課題となっていました。

そこで、メジャーを使って図った寸法をそのまま伝票に転記できないかというニーズに対し、富士通デザイン株式会社(注1)が企画し、インターネットで資金を募るクラウドファンディングを使って試作品を製作しました。試作品は、アパレル業だけでなく運送業や製造業など様々な業種から引き合いがあり、このたび正式に商品化し販売開始します。

本商品の特長
「IoTメジャー hakaruno」で計測しボタンを押すことで、「hakarunoアプリ」を通して、BluetoothでペアリングされたPC上のWindowsアプリケーションのカーソル位置に計測したサイズ情報を転送します。これにより、これまで手作業で行っていた記録用紙や伝票にサイズ情報を転記する作業が、計測ボタンを押すごとに自動で値の入力ができるようになり、業務効率化を促進するとともに転記ミスも軽減できます。

また、メジャーテープ裏面に印刷している特殊なパターンを読み取ることで(特許出願中)、一ミリ単位での計測が可能となります。さらに、複数の箇所を連続して計測する際にメジャーテープの巻き戻しを必要としないため、素早い計測を実現します。

今後について
今後、アプリケーションについてはスマートフォン(iOS、Android)にも対応していく予定です。

販売目標
2022年度末までに3万台(当社の決算期は3月末日です。)

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2019/09/19.html

概要:富士通株式会社

詳細は http://jp.fujitsu.com/ をご覧ください。

Source: Fujitsu Ltd
セクター: エレクトロニクス, IT

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