2019年06月21日 09時00分

Source: NEC Corporation

NEC、デジタルビジネスのさらなる加速に向けて生体認証・映像分析事業を強化
2021年度に事業規模1,000億円を目指す

東京, 2019年06月21日 - (JCN Newswire) - NECは、デジタルビジネスのさらなる加速に向けた新たな取り組みとして、生体認証・映像分析事業のデジタルフレームワーク、デジタルHubを整備しました。また、その一環として生体認証・映像分析統合プラットフォームを、先行して北米で2019年7月から提供開始します。NECは本取り組みにより、同事業について2021年度までにグローバルで1,000億円の事業規模を目指します。

これまでNECは、先進的なICTによりお客様のデジタルトランスフォーメーションに貢献してきました。特に生体認証・映像分析の領域では現在、約70の国や地域に1,000システム以上を提供しています。

人を特定する技術である生体認証は、複数の技術をマルチモーダルに組み合わせることで、精度だけでなく利便性が向上し、さまざまな利用シーンで身体を「鍵」や「存在の証明」として活用することができます。これに、映像分析技術を組み合わせることで、生体認証で特定した人の動作や周辺状況を理解することが可能になります。

NECが注力するパブリックセーフティ領域に加えて、個人認証から地域活性化に向けたおもてなしまで、社会の様々なシーンに生体認証・映像分析技術の活用を広げていくことで、社会の安全・安心、利便性の向上を進めていきます。

今回の取り組みの概要

1. デジタルフレームワークの整備
NEC全社のアセットとナレッジ(ノウハウ・知見)を最大限活用するための枠組みである「デジタルフレームワーク」を生体認証・映像分析から整備しました。お客様への価値提供を起点とし、様々なユースケースをビジネスフレームワークとして体系化しています。また個々のユースケースを実現するための実装モデルをシステムフレームワークとして定義しています。これにより、お客様のニーズや課題に最適な提案や、高度な価値創出が可能となります。

2. デジタルHubの整備
NECのデジタルビジネスにおける中心的役割を担う全社共通機能として個別案件を支援するソリューションコア機能と、事業戦略の構築・実行を支援するビジネスコア機能を有する「デジタルHub」を整備しました。デジタルHubが中心となってデジタルフレームワークを活用することにより、お客様の課題解決につながるNECのノウハウ・知見を活かしたソリューションを正確かつ迅速にお客様へ提供することを目指します。

3. 生体認証・映像分析統合プラットフォームの提供
システムフレームワークの一つとして、生体認証・映像分析技術をお客様のニーズや課題に適した形で自在に組み合わせて使えるように、統合プラットフォームを整備しました。これにより、クラウド、ネットワーク、エッジにまたがり、生体情報や映像データをリアルタイムかつセキュアに分析することが可能になります。
先行して北米で2019年7月から提供開始します。生体認証・映像分析機能のマイクロサービス化を進め、2019年度内の国内展開を目指します。

NECは2020年度までの3カ年の中期経営計画「2020中期経営計画」において顔認証技術を含む生体認証「Bio-IDiom」(注1)を中心としたセーフティ事業をグローバルでの成長エンジンに位置づけ、「NEC Safer Cities」(注2)のもとに同事業を強化しています。今後も、セーフティ事業を中心に社会ソリューション事業の拡大を目指します。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://jpn.nec.com/press/201906/20190621_02.html

概要:日本電気株式会社(NEC)

詳細は www.nec.co.jp をご覧ください。

Source: NEC Corporation
セクター: IT

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