2018年02月09日 13時00分

Source: Mitsubishi Heavy Industries, Ltd.

三菱重工サーマルシステムズ、省エネ・環境負荷抑制技術の表彰で3件を受賞
事業強化に向けた成果が独創的な製品として結実

東京, 2018年02月09日 - (JCN Newswire) - 三菱重工グループの三菱重工サーマルシステムズ株式会社(社長:楠本 馨、本社:東京都港区)は、地球環境および省エネルギーに貢献する技術の表彰で、相次ぎ3件受賞しました。

■ CO2冷媒使用冷凍冷蔵コンデンシングユニット「C-puzzle HCCVシリーズ」
一般社団法人日本機械工業連合会主催の「第38回(平成29年度)優秀省エネルギー機器表彰」で日本機械工業連合会会長賞を受賞
【製品特徴等】
- 食品などの冷凍冷蔵倉庫の冷却熱源の装置。
- オゾン層破壊係数がゼロ、地球温暖化係数(GWP)※1が1であるCO2自然冷媒R744を採用したことで、オゾン層保護と温暖化抑制に大きく寄与。CO2冷媒は、将来ますます厳しくなることが予想される冷媒規制の動向に左右されないことが強みです。
- スクロール圧縮機とロータリー圧縮機を組み合わせた独自の二段圧縮機スクロータリーを搭載。高負荷時の効率に優れたスクロール圧縮機構を高段側、低負荷時の効率に優れたロータリー圧縮機構を低段側に配置しガスインジェクションサイクルを採用することにより、冷凍能力の確保ならびに全運転領域での高効率化を両立しています。

■ 高効率ヒートポンプ式熱風発生装置「熱Pu-ton」
一般財団法人省エネルギーセンターの「平成29年度省エネ大賞」における製品・ビジネスモデル部門で省エネルギーセンター会長賞を受賞
【製品特徴等】
- 工場などの各種乾燥工程や温風暖房機の代替で使用する装置。
- 家庭用ルームエアコンと同様に、大気から熱を取り込む室外機と熱風を直接生成できる室内機からなり、90度の熱風供給能力は空気熱源ヒートポンプでは日本最高となっています。化石燃料を使う従来の蒸気ボイラから置き換えた場合、ランニングコスト、エネルギー消費量、CO2排出量をそれぞれ半減することが可能です。
- 「熱Pu-ton」は、三菱重工サーマルシステムズ株式会社、関西電力株式会社、東京電力ホールディングス株式会社、中部電力株式会社との共同開発です。

■ 低環境負荷冷媒を採用した次世代型ターボ冷凍機「GART-ZEシリーズ」
日本経済新聞社主催「2017年日経優秀製品・サービス賞」で優秀賞 日経産業新聞賞を受賞
【製品特徴等】
- 高層ビルや大規模工場の空調等に使用される大容量熱源機。
- GWPが1未満、オゾン層破壊係数がゼロであるHFO-1234ze(E)を使用しており、大気への放出や使用後の回収・破壊などに関して、フロン排出抑制法※2の適用を受けません。
- 高性能・環境性の追求に加え、各構成機器の配置構成に配慮して設置性を高めてリプレースに対応しやすくしました。冷房だけでなく、蓄熱や熱回収、ヒートポンプ仕様など多様なニーズに対応可能です。

三菱重工サーマルシステムズは、三菱重工業の冷熱事業を承継して2016年10月に発足して以来、サーマルソリューション事業の強化に力を注いできました。今回受賞した製品は、この取り組みを通じて業界をリードする独創的な製品として結実した成果といえます。

三菱重工サーマルシステムズは、今後もサーマルソリューション事業を強化していくことで、ヒートポンプや低GWP冷媒を使った高性能製品、ならびに自然冷媒製品の開発・市場投入を加速し、地球環境保全に貢献してまいります。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
http://www.mhi.co.jp/news/story/1802095924.html

概要:三菱重工業株式会社

詳細は www.mhi.co.jp をご覧ください。

Source: Mitsubishi Heavy Industries, Ltd.
セクター: エネルギー

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