2017年01月16日 14時30分

Source: Fujitsu Ltd

富士通フロンテック、モジュールの組合せで機能拡張できる紙幣処理ユニット「GSR50」を新発売
18通りの組合せで、さまざまな用途に対応可能

東京, 2017年01月16日 - (JCN Newswire) - 当社は、金融、流通、交通分野などで使われる、小型ATMや両替機、セルフチェックアウト、券売機向け紙幣処理ユニット「FUJITSU Cash Handling Component GSR50」を1月16日より販売開始します。

当社は、従来よりATM向けを中心とした大型紙幣処理ユニットを欧米や中国などで販売してきました。今回、これに加えて市場で要求の高まっている小型でさまざまな用途に適用できる紙幣処理ユニットを投入し新たな市場に向け拡販していきます。

この「GSR50」は、紙幣鑑別ユニットを搭載したトップモジュールと入金、出金、リサイクル機能を持つ各モジュールを組合せることで入金機、入出金機、リサイクル機に対応できるほか、モジュールの追加で紙幣収納容量を増やすことができる機能拡張型の紙幣処理ユニットです。

当社の優れた鑑別技術により、256金種に対応するほか、欧州および中国を始め要求が高まってきている紙幣記番号読取にも対応するなど、セキュリティ機能を実装しています。さらに、モジュール単位での交換が可能なことから、万が一の故障の際にも素早い対応が可能となる高い保守性能も有しています。

これらにより、ATMや券売機などのさまざまな紙幣取扱装置への搭載に対応します。

【開発の背景】

従来の紙幣処理ユニットは、入金専用や入出金型など用途に合わせた単一機能で作られており、ユニットの大きさもまちまちでした。

ATMなどの紙幣取扱装置の心臓部である、紙幣処理ユニットのサイズが装置全体の大きさを決定し、デザインの制約になる場合がありました。また、運用開始後に紙幣が還流できるリサイクル型に変更したいといった機能変更を行う際は、装置自体の交換や大幅な改造が必要でした。

そこで、当社は各機能のモジュールサイズを統一したうえで、コンパクト化し、機能別モジュールの組合せで、拡張性を持たせることができる紙幣処理ユニットを開発しました。これにより装置への搭載自由度の拡大や機能アップの容易さを実現しました。

【特長】

1. 高い拡張性
「GRS50」は、最小構成の入金専用から、大容量カセットを搭載したリサイクルタイプまで、18通りの組合せを実現し、さまざまな利用環境に合わせた機能を提供します。

2. 優れた鑑別性能と高い保守性
各国紙幣に対応できるよう256金種に対応する鑑別ユニットを搭載しました。また、欧州および中国で求められる記番号認識にも対応するなど、高いセキュリティ機能を実装しています。
本ユニットはセパレート設計であるため、不具合部分のモジュールだけの交換で済み、保守作業の効率化にも寄与します。

3.高機能ながらコンパクトサイズ
入金専用機のサイズは、幅155mm × 奥行600mm × 高さ309mmとコンパクトな設計です。また、モジュールを積み上げることで機能拡張が可能なためユニット座面のスペースに変化はありません。

【販売価格】

オープン価格

【販売時期】

2017年1月16日販売開始

【販売目標】

今後3年間で約6万台の販売を目指す

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
www.fujitsu.com/jp/group/frontech/resources/news/press-releases/2017/0116.html

概要:富士通株式会社

詳細は http://jp.fujitsu.com/ をご覧ください。

Source: Fujitsu Ltd
セクター: エレクトロニクス, IT

Copyright ©2024 JCN Newswire. All rights reserved. A division of Japan Corporate News Network.


Latest Release

More Latest Release >>