2016年11月30日 15時00分

Source: The Fraser Institute

Fraser Instituteニュースリリース:香港が自由度指数で再び首位に、米国は第23位にダウン

TORONTO, ONTARIO, 2016年11月30日 - (JCN Newswire) - Fraser Instituteと国際政策シンクタンクのネットワークが本日発表した人間の自由度指数調査で、香港が再び世界でもっとも自由な地域に選ばれた一方で、米国の下落は止まらず第23位となりました。

この指数には、世界の159の国と地域の順位を決定するために個人、市民および経済の自由に関する76の指標を使用されており、2008~2014年のランキングと最新の比較データが掲載されています。

「人間の自由度指数調査では、市民の自由、経済的自由、法の支配、移動の自由、女性の権利などを測定しています。」と、Fraser Institute社Dr. Michael A. Walker Research経済自由度担当会長で、調査エディターのFred McMahonは述べました。

第1位は再び香港が獲得し、第2位はスイス、第3位ニュージーランド、第4位アイルランド、第5位デンマークとなりました。カナダ、英国、オーストラリアは同点で第6位となりました。他の主要国の順位はドイツが第13位、米国が第23位、フランスが第31位、日本が第32位、ロシアが115位、中国が第141位となりました。

香港が首位となった大きな原因は、経済自由度の高さです。

「自由度指数では民主主義について測定していませんが、民主主義は依然として個人の自由を守る最善の手段です。もし中国が香港との一国二制度の関係を侵害した場合、香港の順位は下がるでしょう。」と、McMahonは述べました。

地域別では、指数の順位平均がもっとも高いのは西欧および北欧で、次が北米でした。一方でもっとも低いのは南アジア、サハラ以南のアフリカ、中東および北アフリカでした。

指数調査はカナダのFraser Institute、米国のCato Institute、ドイツのFriedrich Naumann Foundation for FreedomのLiberales Institutによる共同プロジェクトで、報告書全文のPDFファイルは www.fraserinstitute.org から無料でダウンロードできます。

プロジェクトエディターはMcMahonです。共同執筆者はCato InstituteのIan Vasquezと、スロベニアのVisio InstituteのTanja Porcnikです。

自由な地域トップ10(順位順)

1.香港
2.スイス
3.ニュージーランド
4.アイルランド
5.デンマーク
6.カナダ
6.オーストラリア
6.英国
9.フィンランド
10.オランダ

自由な国ワースト10

150.アンゴラ
151.コンゴ民主共和国
152.アルジェリア
153.ミャンマー
154.ベネズエラ
155.中央アフリカ共和国
156.シリア
157.イラン
158.イエメン
159.リビア

Fraser Instituteについて

Fraser Instituteはカナダの独立系公共政策調査および教育機関で、バンクーバー、カルガリー、トロント、およびモントリオールに事務所があり、87か国のシンクタンクとグローバルネットワークで結ばれています。その使命は政府政策、起業家精神、ウェルビーイングの選択肢などの効果についての教育、測定、幅広いコミュニケーションを通じて、カナダの人々やその家族と将来世代の生活の質を向上することです。機関の独立性を守るため、政府の補助金やリサーチ契約を受けていません。 www.fraserinstitute.org をご覧ください。

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メディアお問い合わせ先:
Fred McMahon
Fraser Institute
Dr. Michael A. Walker Research経済自由度担当会長

McMahonへのインタビューと詳細については:
Bryn Weese
Fraser Institute
メディア関係スペシャリスト
(604) 688-0221 Ext.589
bryn.weese@fraserinstitute.org

Source: The Fraser Institute


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